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費用について考える
売上が推定できましたので、次に費用について考えてみましょう。この2つが求められると利益を求めることができます。費用というのは変動費と固定費に分けられます。これらはどういうものを指すのでしょうか?
変動費とは、ビジネスで生み出されるモノやサービスの量に比例して増えていく費用のことを指します。
原材料費などがこれに当たります。
固定費とは、ビジネスで生み出されるモノやサービスの量に比例して増えない費用のことを指します。
光熱費、工場などの設備の維持費などがこれに当たります。
図で表すとこんな感じです。
利益を生み出すためには、売上が費用、すなわち固定費と変動費の合計を上回らなければなりません。売上と費用が一致する点を損益分岐点と呼び、利益を上げるための基準となります。例えば、損益分岐点が分かれば、何個売ればいいのか、もしくは売上はいくら上げればいいのかが分かります。
確認として簡単なクイズをしてみましょう。どっちの産業に属する企業の方が高い固定費をもっていると思いますか?写真の1つは鉄鋼業、もう1つは旅行業です。答えは次のページです。



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